このままでは全員「ゆでガエル」に−−野村総研が携帯電話業界に提言

意見としては当を得た指摘だと思いますが、5万の携帯を買い換えますか?買い換えのターゲットユーザって、携帯の「電話」以外の付加機能のアップグレードを重視する若年層だと思うのですけれど、5万の携帯をホイホイ買い換える財力はないでしょう。方や、普通のユーザにとって、「電話」としての携帯電話を、これ以上アップグレードする必要性を感じる人がどれほどいるのかは疑問で、元々買い換えの動機が薄いところに価格が上がると、やはり買い換え需要は減ると思うのですよ。結局、価格上昇による買い換え需要の減少を上回る利幅を確保できないと駄目だということになりますよね。そこまで考えても、やはり販売店インセンティブを廃止した方が良い、という結論なのかなあ。なんとなく、進むも地獄、退くも地獄という状態に、今の携帯電話業界はあるような気がしてならないのですけれども。わしが、ほとんど携帯電話を使わないし、携帯電話の必要性が高くないユーザだからこう思うのでしょうか?