華氏911

Rate Showで見ました。あまり期待はしていませんでしたが、やはり目新しいネタは無かったです。それでも、映像でネタを見るインパクトはあったかな。視覚に訴えるって、やっぱ強烈ですね。政軍の密着や言いがかりで火を付けておいて、紛争終結のビジョンに欠けるトコ、思想統制のやり方も含め、戦前の日本が辿った道とダブるところが多いのが気がかり。標準的なアメリカ人て、多分標準的な日本人より程度が低いと思うし、なんつかそういうヤバ目の愛国心ビバアメリカYeahな人らってあっさりプロパガンダに負けてそうなので、これからあの国はどうなっちゃうんでしょうかねぇ。周りが迷惑するので、なるべく踏み外さない方向で行って欲しいものですが。そんな国に尻尾を振らざるを得ないところが悲しいねぇ。小泉は好き好んで尻尾振ってるように見えるんで、ありゃタダの馬鹿だと思いますが、まあ馬鹿でなくても同じ選択肢を取る可能性は高いので、何とも。
一緒に行ってた会社の女の子は、戦死米兵の家族インタビューで泣いてましたけど、そういう映像にまんまと心動かされる人は、こういうドキュメンタリーは向いてないと思うので見に行かない方が良いと思います。あっさり、反政府キャンペーンにやられてんじゃねえよってホント。