PSPどうよ。

PSPのゲームリストを見てオドロイタ。
既存シリーズの続編、焼き直し、リバイバル(!)ばかり。今時、ヴァンパイアを新作で出すかよ?リッジの焼き直しとかさ。クラクラする。
NDS発売予定のタイトルが、意欲的にNDSオリジナルを目指しているのとは、余りにも好対照。
というか、日本のゲーム業界を腐らせたうんこソニー"安牌しか切らない"体質そのものと言えよう。
そもそも、NDSが"携帯機にしかできない遊び方"を積極的に提案しているのに対し、PSPがはどう見ても、単に"持ち運べるPS2"。極論すれば、液晶テレビと携帯電源とPS2があればPSPなんていらないんじゃね?機能的に、何等PS2と差別化が図れているように思われない。
これでは、ポリゴンムービーでお茶を濁して中身はスカスカというこれまでの日本ゲーム界衰退の構図(というかPS2腐敗の構図)をそのまンま引き継いでしまうんじゃねぇか?
この点、"見た目"に逃げられない仕様にしたNDSは男らしい志を感じる(まあ、NDSにしても、二画面・タッチパネル等、機能とゲーム性を勘違いしたゲームが出るおそれは多分にあるが)。
PSPは、機能はハイスペックなので、"ゲームもできるPDA"と捉えれば価格的にも「買い」かもしれんが、携帯ゲーム機として見た場合には、魅力に乏しいというのがわしの結論。ソフトも、PS2並みの値段するようだしね。
だいたい、価格にしたってNDSが出なければ、うんこソニーはもっとぼったくるつもりだったんだし、そういう意味でも任天堂は偉い。
そもそも、出荷初日に30万台程度しかタマが用意できないとは、自ら三流メーカーですと言っているようなもの。どんな初期流動なんだよ。てめぇ、一応総合家電メーカーなんでしょ?と一日正座させて説教したい。
PSXも、"後から機能追加"という反則技だし、PSもPS2も勝手に性能向上させた挙句価格は下げるわのやりたい放題。
要するに、どちらも"初期製品が酷い有様"なわけで、そういう意味からもPSPはしばらく手を出しづらい。
価格は、NDSに対抗して既に戦略価格にしているからしばらくは待っても下がらないだろうが、機能向上は充分考えられるしなぁ。なにせ、うんこソニーは前科たっぷりの三流メーカーですから。
ぐだぐだ書いてきたが、真面目にまとめると、PSPPS2との住み分けに苦労するんじゃないかと思う。機能的にも、ゲーム的にも、価格的にも(!)差別化が図られていないので。
おまけに、うんこソニーの駄目首脳が「PSPは家の中で遊んで」と意味不明なコンセプトを打ち出しているので、なおさら。ソニーPSXあたりから、商品企画の段階で見当違いの方向に突っ走って行ってるような気がしてならない。
PSPPSXほどの惨状にはならんだろうが、それなりで終わりそうな気がする。後はソフト次第かな・・・。
まあ、ゲームの作り方・遊び方に新しいインパクトを与え得る要素はほぼ無いように思うので(後はソフトハウスの努力次第だが)、そういう意味では売れようが売れまいが、どうでもいいハードとは言えると思う。
なんだかんだ言って、スパロボの新作がPSPで出たら、あっさり買ってそうだけどな、わしとしては(激弱)。人は儚くそして弱いものなのよ。