糸魚川

盆休みは信州で過ごすことにして、いままで2回行ったのに霧の中で景色が全然見れなかった蓮華温泉にアタックするため、とりあえず糸魚川で宿泊。翌日早朝に蓮華温泉に向かうことにします。

北陸道をしずしずと走り、北上。なぜしずしずかというと、点数が無いから(泣)。
夕方頃、魚津のヤマダ電機でデジカメのSDカードを購入し、それから親不知を見学。親不知はただの崖でした(そりゃそうか)。小学校の合唱コンクール”親不知子不知”て歌を歌う機会がありまして、その歌詞がすごくて、

”♪子を呼ぶ母の 子を呼ぶ母の叫び声が聞こえぬか
母を呼ぶ子の 母を呼ぶ子の すすり泣きが聞こえぬか”

という小学生に歌わせるにはどうなんやろう的エグい歌詞でありました。俺様、歌うたびに「泣け!わめけ!!死ね!!死んでしまえ!!」と興奮を禁じ得なかったのでありますが、だってすすり泣きやで。鬼哭啾々ですよ。もうこんな悲惨な光景を妄想するにつけ、笑いが止まらないでしょう。あーこんな死に方する人間をニヤニヤしながら見てみてえ。

えー話がそれましたが、確かに波に波にさらわれてもおかしくないというか、こんな波打ち際、人間が渡るのは無理。波打ち際がねえんだもん。崖→いきなり海→深いよこれ、の殺人コンボ。ほんとにこんなところ、街道筋だったのか?思うに、普通は崖を高巻いて通ったんじゃないかと思います。とてもじゃないけど、冬は通れそうにないから。この崖下の道というか海というかは、自殺志願者だけ通った道とか、冒険野郎だけOKとか。そんな気がする。

その大変な断崖を今は国道が通るのですが、この道は面白い。スノーシェッド風というか、壁が開いたトンネルで、それがくねくねくねくね、上ったり下りたり。今なら長大トンネル一発で貫通させちゃうんでしょうが(北陸道はそう)、国道8号線を通した当時は苦心して開通させたんだろうなぁ・・・と思わせる変化に富んだ道です。ここは高速を通らず、是非国道を行ってもらいたいところ。
また、北陸道の親不知ICは、陸上に設置スペースがなかったのか、インターの構造物が全部海上に作ってあるのも面白い。

そうして糸魚川着。糸魚川の夜は、何もない夜です、、、 ホントになんにもねえ街でびびった。ツタヤもないし、ゲーセンもないし、ファミレスはガストが一軒だけ。滅亡前夜って感じでした。早々に就寝。