マルドゥック・スクランブル

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)
ピルグリム・イェーガー(やったっけ)の原作者が書いてます。
犯罪捜査を生業とする科学者によって、重傷を負った全身にサイバーなガジェットを埋め込まれXパワーを得た特殊な能力者となった少女娼婦が、ぴょん吉みたいなネズミ型最終兵器と共に復讐を誓う物語。
「銃夢やんけ!」とツッコミを入れるのが正しいの?
作風はマンガのネーム的。続きを読みたくさせる構成力はありますが、文章に深みはないです。もっと文章力があれば、と惜しまれるところ。面白いけどね、なんか薄い。
続編のベロシティも出ているので、サイバーパンクが好きなら通読してみては。